妊娠と排卵障害による不妊について
最近の日本では、少子化が問題となっています。夫婦の家族計画で子供を作らないのは良いのですが、子供を授かろうと頑張っているにもかかわらず、なかなか授からない方も、昔と比べ多くなってきました。
不妊の原因としては、生活環境の変化、ホルモンバランスの乱れ、社会生活の変化など色々と上げられますが、特に多いのがホルモンバランスが乱れによる不妊症のようです。
排卵障害の種類
とくに卵が育たない、または、育っても排卵できない状態を 「排卵障害」 といい女性不妊の大きな原因のひとつと考えられています。基礎体温をつけられて、低温期と高温期がバラバラという方は、ちょっと、ご用心してください。
◇ 卵巣機能の低下
卵巣の機能が低下してくると、卵巣の卵子数が減少したり、卵巣が小さくなってしまいます。そのため本来ならば、卵巣にあるはずの原始卵胞が、無くなってしまう場合があります。また、 「早期卵巣機能廃絶症」 という排卵障害は、卵子が成熟せず、早い段階で無くなってしまい排卵しなくなってしまう障害です。
また、卵子があっても、下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモンに反応しない場合があります。この場合も、やはり、排卵障害となる可能性があります。
◇ 多嚢胞性卵巣
ホルモンの異常が原因で卵が成熟できず、月経が2〜3ヶ月に1回というように、排卵が起こらなくなってしまいます。その結果、卵巣の表皮が厚くなり、更に排卵しにくくなります。また、排卵されない場合でも、卵胞はそのまま卵巣の中に残り溜まってしまうため、卵巣が腫れてしまう可能性があります。
多嚢胞性卵巣についての根本的な治療法は、いまだに分かっておりません。妊娠を望まれる場合には、おもに排卵誘発を行うところが多く、その他には腹腔鏡下卵巣焼灼術といって、卵巣の表面を焼灼する方法もあります。また、妊娠のための治療でなければホルモン療法を行って、月経を周期的におこす治療を行うところが多いです。
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